保健師の資格を取得するためには、以下の条件を満たす必要があります。
1. 看護師資格の取得
保健師になるための基本条件として、まず看護師免許を取得している必要があります。看護師免許を持たない場合、保健師の資格試験を受験することができません。
看護師免許を取得するためには、以下のいずれかを満たす必要があります:
看護系の4年制大学を卒業して看護師国家試験に合格する。
看護専門学校、もしくは短期大学の看護課程を修了し、看護師国家試験に合格する。
2. 保健師養成機関の修了
次に、保健師養成課程を修了することが条件です。この養成課程は、主に以下の機関で提供されています。
4年制大学の看護学部で保健師養成コースを選択し、卒業時に保健師国家試験受験資格を取得する。
看護師資格取得後に、保健師養成学校(専修学校など)に進学して1年間の課程を修了する。
保健師養成課程では、公衆衛生や地域医療に関する専門知識と実習が行われ、保健師としての能力を養います。
3. 保健師国家試験の合格
養成課程を修了した後、保健師国家試験に合格する必要があります。この試験に合格することで、正式に保健師の資格が得られます。
受験資格:看護師免許を取得しており、保健師養成課程を修了していること。
試験内容:保健医療に関する知識、公衆衛生や地域医療に関する実践力を問う内容です。
4. 保健師免許の登録
国家試験に合格した後、保健師免許の登録申請を行うことで、正式に保健師としての活動が可能になります。
これらの条件をすべて満たすことで、保健師としての資格を取得し、保健医療分野で活躍することができます。